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かまぼこの里

ロマンスカーに乗ってやってきたのは、小田原風祭の「鈴廣・かまぼこの里」。
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こちらは風祭駅から直結している裏側の入り口ですが、
表玄関は東海道(国道1号線)に面しています。
鈴廣の本店を中心として、かまぼこ博物館やレストランやお土産やさんが、
国1の両側に並んでいます。まさに、かまぼこの里……というか、かまぼこの国……。

駅から直結した建物に入りますと、そこは「鈴なり市場」というお店になっています。
広~い店内に、さまざまなかまぼことかまぼこ的食べ物と食べ物以外の品物が売られていて、
ちょっと見て回るだけでも大変なワンダーランドです。

実はココへやってきた第一目的となるイベントがこの後に控えているのですが、
ロマンスカーの展望席に乗りたいがために早目の電車でやってきました。
イベントまで時間がありますので、店内を見て回ります。
と。お店の片隅の、バーカウンターのような一角から、声がかかりました。
「かまぼこの食べ比べをしませんか??」

か、かまぼこの食べ比べ~??
利き酒みたいなもんですか~??
「かまぼこはどれも同じ」と思っていませんか?との呼び込み文句に、
「確かに……」と、一同納得。
ここではそんなかまぼこイーターに、見た目にはまったく同じに見える3種類の
かまぼこを、解説付きで味見させてくれるのです。
日本酒または地ビールまたはお茶つきで、500円♪
イベントまでは時間もあるし、ちょうどいい! 挑戦です!!

朝っぱらからビールつきで、かまぼこ3種類の食べ比べ。
かまぼこの里_b0151192_0544023.jpg

左から、謹上かまぼこ・特選かまぼこ・高級かまぼこ古今。
右へ行くほどお値段は高くなっています。

「古今って、1本3500円のね!?」

と素早く反応したのは、シャルル姉さんでした。
一行がトイレに行ったり店内をぶらりと一周したり小田原の空気になじんだりしている間に、
しっかり店内の売り物の値段チェックまで済ませていたのです!!

一方、味に頓着のない、何を食べてもだいたい「おいしい~♪」と思うぱきらはといえば、
「ほへ~、かまぼこ1本さんぜんごひゃくえん~」と目を回しつつ、
食べ比べの解説をしてくれるかまぼこソムリエの案内に従って左から順番に箸をつけます。
(1個丸ごと食べないで、3種類を少しずつ食べるのがポイントなんだって!)

まずは謹上。おいしい~♪

お次は特選。

……ん!? 味が違う……。
特選と比べて、マイルドなカンジがします。

そして1本3500円の古今。

……んんん!!?
違います。はっきりくっきり違います!
何を食べてもだいたい「おいしい」ぱきらの舌にも、この違いは歴然としています。

謹上、特選もおいしいのですが、古今は味もやわらかいし、何より食感がふわふわしています。
かまぼこと言えば、ぺたっとしていて噛んでも噛んでもなかなかなくならないというイメージ
でしたが、これはふんわりと喉の通りもよいです。
かまぼこ特有のとがった酸味がありません。
む~ん、違う……。謹上や特選もモチロンオイシイのですが、これは別格です。

暮れに実家に帰るときに買っていこう。

と心に決めて、かまぼこソムリエの小田原かまぼこ物語に聞き入りながら、
3種類のかまぼことビールを平らげてしまいました。

コチラ、かまぼこソムリエ。
かまぼこの里_b0151192_110760.jpg

手に持っているのは、古今よりもさらに高い、鹿の子格子の特製古今です。
古今はすべて職人の手作り。さらに鹿の子格子の古今は、模様も手彫りなのだそうです。

かまぼこの里散歩、のっけから大満足のスタートとなりました~。
さてさて、ココであんまりゆっくりしてもいられません。
かまぼこソムリエにお礼を述べて、これからイベント会場に向かうのです♪♪

by tabipachira | 2009-04-27 23:59 | 社会科見学部  

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